7月19日・20日は2日間に渡り物部神社境内で夏祭を行います。

各祭典にはどなたでもご参列可能です。(初穂料500円よりお心持ち)

皆さまの御参拝を心よりお待ちしております。

 

▽夏祭りスケジュール

19日午後6時・・・鎮火祭

鎮火祭

御神前に昔の消火用具ともいわれる瓢箪・川菜・赤土をお供えし、今年一年の防火防災を祈る古伝祭です。

昔は村内鳴り物禁止とされ村全体で忌み籠もり大きな音や声を出す等の行為が禁じられていた程神聖なお祭りです。

今でも古より続く大切な祭典のため、祭典当日は鎮火祭が始まるまで境内鳴物禁止とし、大きな声や音を出さない、柏手も打たないよう御参拝の方々にもご協力をお願いしております。

鎮火祭へ御参列、お供え・初穂料を納めて頂いた方には夏祭限定授与品である

『鎮火祭守護札』及び『勝富結び』をおわかちします。

夏祭授与品

 

同日午後7時半・・・石見神楽奉納 (境内授与所前にて)

石見神楽 夏祭

鎮火祭斎行後は引き続き境内で物部神社夏祭を開催します。

・特設テントにて石見神楽奉納

・近隣の小学校の生徒さんが書かれた灯籠や皆さまに納めて頂いた献灯料による境内各所のライトアップ

・たこ焼き等の出店の設置

等々毎年大変多くの方で賑わいます。

ぜひご家族様お揃いでお越し下さいませ。

 

20日午後2時・・・御田植祭、御田植囃し奉納(小屋原田植ばやし隊)

五穀の豊作を祈る虫送りの祭典です。

祭典が始まる前には毎年恒例となる小屋原御田植ばやし隊の皆様による御田植囃子の奉納があり祭典中も町内をお囃子隊が練り歩きます。

御田植はやし

御田植祭では神職を乗せた代掻き馬が西へ東へ引き渡され田植の時の代掻きの動作を演じる「代掻式」や田の神の化身に見立てた「サンバイサン」と呼ばれる童女による御参列の皆さまへのショウブ撒きの儀式等があり今年一年の豊作を願います。

御田植祭

「サンバイサン」から受けたショウブを田の水口に挿すと稲を病害虫から守護する御神徳を授かれると言われているため、参列者は競ってこのショウブを拾います。

夏祭限定授与品【勝富(しょうぶ)結び】

勝富むすび

サンバイサンが皆さまにおわかちするショウブを、虫封じや健康祈願のため御守りとして身に付けたり神棚に納めたりする風習も生まれたことから、このショウブを結んで『勝富結び』として夏祭りにご参列された方やお供え・初穂料を納められた方におわかちします。

勝運・商運・昇運・翔運など様々な「ショウ」運の御神徳を授かれる御守りです。